こども食堂もコメ不足で悲鳴「備蓄米のハードル下げて…」
横須賀市にある「こども食堂」。こども食堂の目的は、地域交流や孤独を抱えた人の居場所作りなど、施設によって様々です。
この施設では…

よこすかなかながや 和田信一 理事長
「困窮している家庭の子どもたちも来ていたり、様々な問題を抱えている子どもたちも多く来ています」

6日は祝日。幼稚園から高校生の子ども達7人が夕飯を食べにやって来ました。夜のメニューはご飯、照り焼きチキン、ひじきの煮物とコールスローにポテト。
3人の子を持つ母
「めちゃくちゃありがたいです。家じゃなかなかこのクオリティーはできないので」

ごはんとトンカツ、ハンバーグ、焼き魚、ハムエッグ、アジフライ、などなど。寄付されたお金と食材で、ほぼ毎日食事を出しますが、値上がりが続くコメは2週間分しか残っていません。
よこすかなかながや 和田信一 理事長
「それがなくなったら終わりなんですけども、その間にどこかから寄付があることを祈りつつ」

コメの寄付は半減し、こども食堂向けの備蓄米を1か月前に申し込みましたが、まだ連絡はありません。

こども食堂はどんどん増えていて、現在、全国に1万か所以上あります。
よこすかなかながや 和田信一 理事長
「もちろん、皆さん困っていますね。備蓄米もハードルを下げて配ってもらったり、寄付してもらえると嬉しい」
子どもたちのお腹と心を満たす、こども食堂。
高校2年生
「親が助かるなと思う。僕自身もご飯結構食べるんですけど、家だとあまり食べられないのですごく助かっています。明日から学校です。相当久しぶりの学校で楽しみ」