フラワーフェスティバルの期間中、来場者が折った鶴7000羽が、原爆の子の像に捧げられました。

5月5日のこどもの日に原爆の子の像に折り鶴を捧げるセレモニーを開いたのは広島女学院大学の学生です。鶴は学生たちがフラワーフェスティバル期間中、平和公園に出したブース、「折りづるひろば」で呼びかけ、来場者がひとつひとつ折ったということです。

折り鶴は3日間でおよそ約7000羽になりました。学生約25人が集まったセレモニーでは、代表が「平和への願いを積み重ね、次の世代につないでいきたい」とあいさつしました。

広島女学院大学 岡田紗也加さん
「原爆を人ごとと思わず自分ごととしてとらえて今回のようなイベントを通じて、知らせていければいいと思っている」

原爆の子の像は原爆で亡くなったすべてのこどもたちのために1958年のこどもの日に建立されました。広島女学院大学では16年前からこの活動を続けているということです。