ゴールデンウィーク最終日の6日、愛媛県松山市の道後温泉は多くの観光客で賑わったほか、各地で様々なイベントが開かれました。

道後温泉本館はゴールデンウィーク最終日の6日、国内外から訪れた大勢の入浴客で賑わっていました。

混雑のピークは過ぎたものの最大2時間半の待ち時間が発生したということです。

(香川から)
「温まりました。人が多かったですけど」
「久しぶりに温泉に行って気持ちよかったです」

(鳥取から)
父)
「気持ちよかった?
子)
「きもちかった」

道後商店街も書き入れ時となったようです。

坊っちゃん団子を販売するこちらにはお土産を買い求める観光客が次々と訪れ、従業員が団子づくりに追われていました。

(白鷺堂 城下哲也さん)
「団子を丸める作業がずっと続いている感じ」
(白鷺堂 小池愛子さん)
「観光客がけっこう多かったですね。もうゆっくりお客さんを眺める間がないくらい忙しかったです」

お店の人たちがうれしい悲鳴を上げる一方、観光客は思い思いに道後散策を楽しんでいました。


一方、愛媛県西条市の石鎚神社では、子どもの健やかな成長を願う「泣き相撲」が開かれました。

5回目となる今回は、生後6か月から2歳くらいまでのおよそ170人が参加、豆力士は大相撲・片男波部屋の玉鷲関らに抱えられ土俵に上がると「はっけよい」。

決まり手は「泣きっぷり」や「笑いっぷり」など…

Q、決まり手は
「取り組み前から泣いてる“先泣き"。予想以上の泣きでした」

土俵に上がった途端の「勇み泣き」も見られるなど、境内は元気な泣き声と家族らの笑顔に包まれていました。


また、愛媛県松山市の県民文化会館は、沖縄文化に触れてもらおうという「おきなわフェスタ」で賑わいました。

イベントでは魔除けとして知られる「シーサー」の色付けや、ミニ締め太鼓づくりのほか、伝統芸能「エイサー」の体験コーナーもあり、それぞれの参加者はまず、講師から太鼓のたたき方や舞い方を教わります。

そして、最後は全体で曲に合わせて演舞に挑戦しました。

ゴールデンウィーク最終日の愛媛県内はあいにくの空模様でしたが、屋外には沖縄グルメのブースも設けられ、訪れた人たちは、愛媛にいながらひとときの沖縄気分を満喫していました。