選手たちの成長につなげようと、普段とは違う特別な舞台で熱戦を繰り広げました。高校サッカー「九州プリンスリーグ2部」の宮崎ダービー、宮崎日大と鵬翔の試合がいちご宮崎新富サッカー場で行われました。

(山崎直人)「普段は学校のグラウンドで行うリーグ戦を、プロも使う最高のピッチで!特別な宮崎ダービーが実現しました」

「九州プリンスリーグ」は、九州の強豪校やJリーグのユースチームが年間を通してリーグ戦を行うもので、宮崎日大と鵬翔はその2部リーグに所属しています。まず、試合を前に子どもたちを対象にしたサッカー教室が行われました。

(参加した子ども)「楽しかった」「芝がほかの天然芝よりも良くて、プロ選手も使っているから楽しかったです」

これまでの県大会で幾度となく名勝負を繰り広げてきたライバル同士の一戦。
時おり小雨が降る難しいコンディションの中、前半は両者無得点で終えます。

ハーフタイムには宮崎日大チアダンス部によるパフォーマンスもあり、試合に華を添えました。

試合は後半、鵬翔が惜しいシーンを作ったかと思うと・・・宮崎日大も負けじと鵬翔ゴールへ迫ります。

最後まで意地と意地をぶつけ合った両者でしたが0対0のまま試合は終了しました。

(宮崎日大チアダンス部・堀内結月さん)「みんなぶつかり合いながら、絶対痛いだろうに頑張って走っているのかなと思って、すごく感動しました」

(宮崎日大・四本和輝主将)「きつい時や足が止まりそうな時も、応援があるので、もう1歩頑張れたりと、力になりました」

(鵬翔・三棹俊和主将)「大きな大会になってくるとこういうスタジアムが当たり前になってくると思うので、そういうところでプレーできるように、日頃の練習から頑張っていきたいと思います」

高校総体の開幕まで1か月を切っているということで、選手たちには貴重な試合になりました。