4日夜、天皇賞にも出走する競走馬も生まれた青森県階上町の厩舎や事務所が全焼する火事がありました。警察によりますと当時、建物に人はいなかったということです。

4日午後6時45分ごろ、階上町角柄折で「建物から炎が見える」と通りがかった人から消防に通報がありました。

火はおよそ3時間半後に消し止められましたがこの火事で木造総2階建ての事務所、およそ60平方メートルと木造平屋建ての「厩舎」およそ270平方メートルが全焼しました。警察によりますと事務所など、建物に人はおらず、けがをした人はいませんでした。

また、放牧している馬は10頭以上いましたが、厩舎に馬はいなかったということです。

この牧場では競走馬が生まれていて4日も京都で行われた天皇賞・春に出走しました。

警察や消防が火が出た原因を調べています。