例年、2日間で200万人の人出が見込まれる「博多どんたく港まつり」。
主催者によると今年は、去年より5万人多い235万人が訪れた。
どんたくのメイン行事はパレード。色とりどりの華やかな衣装をきた人たちが市内中心部を練り歩く。
起源は、約800年前に始まった伝統行事「博多松囃子」とされるが、レジャー施設やゲームなどがあふれ楽しみ方も多様になっている今、人々は何を目当てに訪れるのか。
期間中、どこで何をしていくら使うのか、聞いてみた。
もつ鍋店 「予約状況、全然違いますね1.2倍~1.3倍」

5月3日、記者がまず向かったのは、福岡の名物、もつ鍋の人気店「博多もつ料理幸」。
博多もつ料理幸本店 石井智明 店長
「やっぱり福岡でどんたくがあるってなると、お客様が増えるかなと感じますね。予約状況は全然違いますね、1.2倍~1.3倍は違うかなと思いますね。これは毎年というか、長いことやっていますが、例年ですね5月3日と4日は全然違います」
店長の石井智明さんによると、やはりどんたくのある5月3日と4日は客数が伸びるようだ。
1人で訪れる人も増えているという。

博多もつ料理幸本店 石井智明 店長
「今年は土日だから、どのくらい来られるのかちょっと怖いなあと思いながら。うちとしては嬉しいんですけどね。福岡の人、博多の人が食べているものをもっと味わいたい、という方が増えたのかなということでしょうか。お一人で来られる海外の方だったり、女性でお一人でもつ鍋を食べに来られる方とかもすごく増えましたね」