今月20日のプロ野球ドラフト会議で北海道日本ハムファイターズから2位指名された富士大学の金村尚真投手に27日、球団関係者があいさつに訪れました。

「こんにちは!本日はドラフト会議で指名させていただいたのでごあいさつに伺いました」

 富士大学を27日訪れたのは、日本ハムの大渕隆GM補佐兼スカウト部長と白井康勝スカウトの2人です。
 富士大学出身選手として11人目のプロ指名を受けた沖縄県出身の金村尚真投手は、最速150キロのストレートとスプリットやカットボールなど多彩な変化球を自在に操れるコントロールが魅力です。
 大渕スカウト部長は、金村投手を即戦力投手として高く評価しています。

(大渕隆GM補佐兼スカウト部長)
「緻密さというか完成度の高さを高く評価しました。左右の打者に対してインコースをつけるというのはプロ野球でも最終的な課題になる。そこが自ら発言できるほど投げられるというのは大きな武器だと思う」

(金村尚真投手)
「いち早く日ハムになじんでプロ野球選手としてプレーしたいなと思います。自分の持ち味はコントロールだと思っているので、そこを評価してもらえてありがたいですし、そこで勝負していかなくてはならないので、自分の持ち味を発揮してやっていければなと思う」

 その後、白井スカウトから、新庄剛志監督の言葉がデザインされた色紙や稲葉篤紀GMが使用したドラフト会議のIDパスが贈られ、金村投手はプロへの決意を新たにしていました。