青森県八戸市の児童科学館にある「プラネタリウム」が、リニューアルオープンしました。県内初の最新機材が導入され、現実の星空を見ているような感覚が味わえます。

ドーム型の天井に映った映像は、まるで現実に見上げた夜空そのものです。

2日は星空体験を前にセレモニーが行われ、熊谷雄一市長たちがリニューアルを祝いました。

三八五交通が管理する児童科学館では、1980年から稼働してきた「プラネタリウム」の投影を2024年10月に休止し、機材の更新を進めてきました。

県内初の機材では、投影できる恒星の数が約6000個から800万個になり、星の等級差や色を忠実に再現できるということです。

また、幅が広がったシートのヘッドカバーには南部裂織を使い、八戸らしさを演出しています。

園児は
「おもしろかった!木星とかうつったところ」

八戸市視聴覚センター児童科学館 澤田光悦 副館長
「デジタルでドーム全体にアニメや映像を映すこともできるようになったので、これまでになかった迫力ある映像を楽しんでもらえる」

児童科学館では従来の一般向けのほか、子どもの年代に合わせた学習投影なども行っていくとしています。