5月5日といえば「こどもの日」。子どもの健やかな成長を願う端午の節句で、兜やこいのぼりを飾るのが一般的です。今回はひときわ目を引く、重さ300kg超えのジャンボこいのぼりがなぜ泳ぐのか、さらにこいのぼりからわかる天気にも注目します。(アーカイブマネジメント部 萩原喬子)

埼玉・加須市のジャンボこいのぼり

毎年5月3日に日本一大きな「ジャンボこいのぼり」が大空を舞う埼玉県加須(かぞ)市。こいのぼりの生産量が日本一で、1988年から加須市民平和祭のメインイベントとして、このジャンボこいのぼりが掲げられるようになりました。現在は4世のジャンボこいのぼりで、全長は100m、重さは約330kgあります。

8mのこいのぼりと比較するとその大きさが一目瞭然です。地上は1m/sくらいの風でも泳いでいました。

8mのこいのぼりと比べるとその大きさは一目瞭然です。なんと目玉と口の直径は10mもあります。目の周りにいる人と比べても大きさがわかると思います。

100mのこいのぼりの虫干しの様子。睫毛1本1本に見えるのが人です。目の周りだけで10mあり、たくさんの人が座っているのがわかります。(写真提供:加須市)