熊本県人吉市では、今年度(2025年度)から原則として毎月、定例記者会見を開くことになりました。5月1日が初めての記者会見でした。
人吉市ではこれまで、市議会の定例会の直前などに市長による記者会見を開催することはありましたが、定例では開いていませんでした。
しかし市の情報発信を進めるため、今年度から定例市議会を開く月を除き、毎月上旬に定例会見を開くことにしました。

5月1日午前9時から人吉市役所で初めて開かれた会見では、松岡隼人(まつおか はやと)人吉市長が今後の事業などについて説明しました。
■物価高対策
農業や畜産業に対し、肥料や飼料代などについて5万円から100万円の給付を行う。
■2020年7月豪雨関連
被害のあった球磨川の中州にある中川原公園について、増水時に川の流れを妨げないよう、地盤を2メートル下げる治水対策工事が完了。5月12日に一般開放。
ただ、中川原公園は今年10月から国による公園周辺の護岸工事が行われるため、今回の一般開放は約5か月に留まるということです。

松岡市長は「豪雨被害から今年で5年となるが、今まで以上に情報を発信して市民と一緒に復興を進めたい」と話しました。














