5月1日は八十八夜。茶どころ・愛知県西尾市で新茶の摘み取りが行われました。

立春から88日目の5月1日、愛知県西尾市では昔ながらの茶摘みが再現され、かすり姿の女性6人がお茶の新芽を摘み取っていきました。

西尾市は抹茶の原料となる「てん茶」の全国有数の産地で、今シーズンは冬が寒く雨も少なかったことから生育が多少遅れていたものの、今シーズンも昨年並みの生産が見込まれるそうです。

(西尾市茶業組合 高須正徳 組合長)
「順調に新芽の方は生育しております。よい抹茶ができると期待しています」

また1日は地元の西野町小学校3年生43人が、摘み取った葉を手もみや石臼挽きといった昔ながらの製法でお茶に仕上げる体験をしました。新茶の摘み取りは連休明けから本格的に始まります。