大分県豊後高田市の真玉海岸で3年ぶりに解禁されたマテ貝掘り。夕陽が美しい広大な干潟は大勢の家族連れで賑わいをみせています。

豊後高田市の真玉海岸。数が減ったことから一般開放を中止していたマテ貝掘りがこの春、3年ぶりに解禁されました。

この時期のアウトドアレジャーとして家族連れに人気のマテ貝掘り。クワを使って干潟の砂を薄く掘るとたくさんの小さな穴が現れます。穴に塩をかけると驚いて顔を出すマテ貝の姿が。あとは素早く穴から引き出すだけ。

穴から出たり引っ込んだりを繰り返すマテ貝と、捕まえようとする人間の動きは「モグラたたき」さながらで、子どもたちは大喜びです。真玉海岸では収穫したマテ貝を1人2キロまで持ち帰ることができます。

(貝堀客)「幼少期に取っていたんですけど、久しぶりに息子と来ました。すごく楽しそうで良かったです」「初めてです。YouTubeを見て勉強しました。子どもと一緒に楽しめるなと思いました」「非常にワクワクしながら大人もできるから孫を連れてきて良かったなと思っています」

干潮時の夕暮れ時は波紋の美しいシルエットが広がる真玉海岸。マテ貝掘りは6月1日まで楽しむことができ、週末や祝日の干潮時間に合わせて有料で開放されます。