自転車の安全な利用と盗難防止を呼びかける街頭活動が大分市で行われました。

この活動は法律で定められた5月の自転車月間にあわせて毎年この時期に行われています。JR大分駅前では1日朝、警察官やプロサイクルチーム「スパークルおおいた」の選手らがチラシや反射材グッズを配りました。参加者は道行く人に声をかけ、自転車を利用する際のヘルメットの着用や鍵かけの徹底を呼びかけました。

(県警察本部交通部・石川達郎次席)「大分県のヘルメットの着用率は全国2位となっておりますが、中高生に比べてまだまだ大人の方がヘルメットをかぶっていない姿をみかけますので、そうした方々にもしっかりと呼びかけていきたいと思っています」

今年に入り3月末までに県内で自転車の絡む事故が54件発生し、ヘルメットを着用していなかった男性が車にはねられ亡くなっています。

自転車の利用を巡っては去年11月、道路交通法が改正され、「ながら運転」などの罰則が強化されました。