昨年度の岡山城の入場者数と後楽園の入園者数が発表されました。外国人の数は、いずれも過去最多となっています。

岡山市によりますと、岡山城の昨年度の入場者数は42万5805人で、前の年度と比べて、約1万2500人の減少です。一方、外国人は約7万7千人と、前年度から37%ほど増え、過去最多を6年ぶりに更新したということです。

市は、昨年10月と11月に外国人向けに初めて行った書道などの和文化体験イベントが奏功したと見ています。

一方、岡山県によりますと、後楽園の入園者数は、前年度からほぼ横ばいの78万1525人でした。その中で、外国人は18万8千人余りと前年度から約23%増えていて、2年連続で過去最多を更新しています。

県は、昨年10月の岡山空港発着の台北便の増便が影響したと見ています。岡山県と岡山市は、今後も連携して2つの施設のPRに取り組んでいく方針です。