マダニを介して発症するSFTSウイルスに大分県由布市の70代男性が感染し入院していることがわかりました。今年初めての感染報告です。

マダニを介して感染するSFTS=重症熱性血小板減少症候群は、6日から2週間の潜伏期間のあと発熱などが現れ最悪の場合、死に至ります。

県によりますと、由布市の70代男性は4月20日と22日に発熱や咳、それに意識障害の症状があったため、2つの医療機関を受診し入院しました。

その後、別の医療機関へ移り28日に検査を行った結果SFTSウイルスが検出されました。今年に入って県内で感染が報告されたのは初めてです。

男性は現在も入院して治療を受けています。

マダニは藪や草むらに生息していて県は長そで、長ズボンを着用するなどの対策を呼びかけています。