地域社会の活性化と町民サービスの向上が目的です。岡山県吉備中央町が天満屋グループと包括連携協定を結びました。

締結式は、吉備中央町役場で行われ、山本雅則町長と天満屋の斎藤和好社長が協定書を交わしました。天満屋グループは2023年から各地の自治体と協定を結んでいて、県内では吉備中央町が14例目になります。

協定では、観光プロモーションや特産品の販路拡大に加え、地域活性化などの課題解決に連携して取り組むことも盛り込まれています。吉備中央町によりますと町民へのアンケートでは、スーパーマーケットなどの小売業不足についての声が多く寄せられていて、今回の協定には大きな期待があるといいます。

(吉備中央町 山本雅則町長)
「我々と一緒に課題を考えて、お互いに、未来の何か形を作り上げて行きたいと」

(天満屋 斎藤和好社長)
「長い目で見て、これから5年、10年先の、それぞれの町にとって何が必要か、一つ一つ確実に課題の解決をしていけるというふうに思っております」

天満屋グループは町役場に社員を派遣し、どのような課題が解決できるのかについても今後、調査していく予定です。