Nスタみやぎでは「仙台うみの杜水族館」の生きものたちをシリーズでご紹介しています。

2回目は3月に仲間入りした4頭のコツメカワウソです。4頭は親子で仲睦まじい姿を見せてくれます。なかでもマイペースな末っ子メリーにも注目です。

仙台うみの杜水族館で、3月から飼育展示が始まった4頭のメスのコツメカワウソ。横浜から引っ越してきました。

4頭は親子でムーアがお母さん。2021年に生まれた長女・ハピア、そして2021年10月生まれで双子の妹・サニーとメリーです。

コツメカワウソは、4種類いるカワウソの仲間で最も小さく、全長は40センチから60センチ。主にアジアの水辺に生息しています。甲殻類や魚、カエルなどが主食で30本以上ある丈夫な歯とあごで甲殻類もかみ砕きます。

最大の特徴は爪が小さいこと。白い点のようなものが爪で長さはおよそ1ミリです。泥の中にいる獲物を手で捕まえる際、爪が長いと中に砂が入ったり、獲物に触れて逃げられたりするため、退化したといわれています。

海獣ふれあいチーム 寺沢真琴さん:
「子どもたち3頭も仲は良かったりするんですけど、1頭、メリーちゃんという子がマイペースな性格をしていてる」

メリーちゃん、プールは慎重派です。

海獣ふれあいチーム 寺沢真琴さん:
「以前いたところよりも少しプールが広かったり深かったりするので、そういうところを慎重に確認をしている最中なのかもしれないです」

マイペースで愛くるしいメリーの成長も楽しみな4頭のコツメカワウソの親子でした。

コツメカワウソ達の様子【画像はこちら】