宮城県大和町にある半導体製造装置を生産する企業で29日、今月入社した新入社員に初めての給与を支給する記念のセレモニーが行われました。新入社員たちが改めて社会人としての成長を誓っていました。

大和町のワイ・デー・ケー宮城工場で行われた初給与支給式では、奥山健一郎工場長から今月入社した20人の新入社員に給与明細書が手渡されました。

この工場では、初任給が大卒の基本給で20万円あまりで、新入社員たちは給与明細書を手に働く喜びや、社会人としての自覚を新たにしていました。

新入社員:
「実際に明細書を渡されて1か月頑張って働いたと思ったし、責任感も同時に生まれた」

新入社員:
「初任給で家族を誘ってごはんを食べにいきたい」

このあと、新人社員たちは同席した家族らに感謝の言葉を贈りました。

新入社員:
「これからも頼ることがあるけれど、早く自立してお母さんたちを楽にしてあげたい」

新入社員の母親:
「これからも応援しています。まずは一人で朝に起きれるように頑張ってください」

ワイ・デー・ケー宮城工場では、半導体製造装置などを生産していて、毎年、初給与支給式を行っています。初めての給与は今月25日に、新入社員の口座にすでに振り込まれたそうです。