企業や個人から寄付された食品を必要とする人に提供する「フードドライブ」が行われました。

長野市役所のホールにできた長い行列。

子ども食堂の運営に携わるNPO法人ホットライン信州などが開いた「フードドライブ」のイベントです。

物価高騰の中、主に子育て中の家庭を支援しようとコメなどの食料品や日用品などおよそ1000点が提供されました。

母親は:「最近食品がすごく高いのでありがたいです。スーパーとか行った時にお会計のかごいっぱいで5000円くらいだったのが倍くらいになっちゃったので」

母親は:「ありがたいです、子どもがいるので。スーパーに行った時にどれを買っていいのかという感じ。おむつとか子供用品も必需品なので削れない」

会場では食品や衣類などの寄付も受け付け、袋いっぱいに持ち込む人もいました。

しかし、最近は寄付が減少していて、提供された品物の多くは助成金で購入したものです。

ホットライン信州・青木正照さん「それぞれのこども食堂でも(確保できる)コメの量がうんと少なくなってきているものですから、やきそばにするとか他の物を入れてコメの量を少なくするとかやっている」

イベントでは、このほか防災への関心を高めてもらおうと非常食の試食なども行われました。