「昭和」は未来の科学に憧れていた時代


(冨永潤さん)
「これは昔のAMラジオ。(1970年の)大阪万博に近い時代に発売されたもので、デザイン的に未来型というか、(手首に巻く)感じで携帯ラジオになる」
そして、こんな珍しいものも…。
(冨永潤さん)
「これはテレビ電話のように見えるんですが、テレビと電話なんです。当時、漫画の中の世界にはテレビ電話は登場していたと思うので、そういうのを夢見て(つくられたという感じ)」

そんな昭和を愛する冨永さんを、サポートしてくれる人も現れました。
(冨永潤さん)
「『ここも用意するから昭和にしようよ』と準備してもらって始めることになった。実は、そこの会社名も“昭和電機工業”に変わった」
昭和が好きで、会社名も変えたという昭和電機工業の中島会長。
(昭和電機工業 中島茂昭 会長)
「(以前は)エヌテックといいます。(今は)昭和電機です。」