上田市の信濃国分寺で、12年に一度行われる本尊の御開帳(おかいちょう)が始まりました。

奈良時代に、聖武天皇によって建立されたという上田市の信濃国分寺。神楽の奉納で始まったのは12年に一度の御開帳です。

法要が営まれ、いよいよ本尊、薬師如来像の公開です。

本尊は、5色の糸とひもで、本堂の前に建てられた開帳柱(かいちょうばしら)と結ばれています。訪れた人は柱やひもを触って、無病息災を願っていました。

参拝客:「88歳になりましたの。いくつまで生きられるかなと思ってお願いしてきました」

信濃国分寺の御開帳は、来月3日に中日法要が、最終日の6日には結願法要が営まれます。