熊本市の大西一史市長への個人献金をめぐり、市の政治倫理条例に反している疑いがあるとして、市民団体が政治倫理審査会での審査を求める署名活動を始めました。

これは、大西市長の資金管理団体が受け取った個人献金について、寄付した人の住所に「企業の所在地」が記されていたものです。

市民団体はこのことが「市の政治倫理条例に違反している疑いがある」とし政治倫理審査会による審査を求めています。

審査請求には有権者の200分の1にあたる3000人あまりの署名が必要で、団体は今年6月17日まで署名活動を行うということです。

一方、大西市長はこの件について今年1月の会見で「違法性はない」という考えを示しています。