大分市の高校で恒例の「包丁入魂式」が行われ、調理師を目指す新入生が実習中の安全や技術の向上を祈願しました。
大分市の福徳学院高校で毎年この時期に行われている「包丁入魂式」。28日は健康調理科で学ぶ1年生45人が出席して神事が行われました。

式の中で実習の安全や技術向上を祈願した生徒たちは自身の名前が入った包丁を初めて手にし、気持ちを新たにした様子でした。
また生徒を代表して山下幸路さんが「初心を忘れず日々努力します」と決意を述べました。
(高校生)「調理系の仕事につきたいと思っているので、早く一人前の料理人になれるように自分で努力していきたい」「管理栄養士になりたいです。いろんな人に振舞えるぐらいの料理を作れるようになりたい」「人を笑顔にするような料理を作れることが楽しみです」
新入生は、包丁の使い方などを学んだあと、様々な料理についての実習を重ね、3年間で調理師免許の取得を目指します。