高梁市の備中松山城で活躍する「猫城主さんじゅーろー」。2018年の西日本豪雨の後に保護され、猫城主としてはもちろん、備中松山城のPR大使としてもその名を轟かせています。

そんな「さんじゅーろー」に負けじと、日々奮闘しているのが推定年齢13歳の「ふーちゃん」です。

「ふーちゃん」がいるのが…
厄除け総本山として名高い、由加山蓮台寺。約10年前、もともと野良猫がふらりと現れ、厄除け不動明王の「ふ」から「ふーちゃん」と名付けられたそうです。
「厄除け猫」として参拝客らから親しまれています。
納経帳などの「ふーちゃん」グッズも充実していて、売り上げの一部は、野良猫保護のために寄付しています。

(兵庫からの参拝者)
「きょうたまたま、(由加神社に)船の方の、海上の(参拝に来て)そこからこちらに歩いてきて、そうしたら猫の(グッズなど)があったんで、かわいいなと思って」
「(猫に)導かれたんかな~」
「導かれたんですかね~」
「ふーちゃん」には、寺の関係者も期待しています。
(瑜伽山蓮台寺 佐伯増寿貫主)
「なくてはならない、猫住職と思っています。心の癒しだと思います。これからも、元気で参拝者並びに職員の心の安らぎというのを与えてほしいなと思っております」
猫住職「ふーちゃん」は気ままに散歩しているため、姿が見えないことも。会えたら、ラッキーなことがあるかもしれません。