熊本県南阿蘇村にあるレジャー施設、阿蘇ファームランドで、4歳の男の子が、倒れてきた遊具に手を挟まれ骨折していたことがわかりました。
倒れてきたのは重さ約20キロの金属製の枠です。

きのう(27日)午前11時ごろ、阿蘇ファームランドで、熊本市から遊びに来ていた4歳の男の子が、倒れてきた金属製の枠に右手を挟まれ骨折しました。
男の子は30本ほど並べられた金属製の枠を潜ったり乗り越えたりするエリアで遊んでいました。この遊具は本来、それぞれ固定されていますが、倒れた枠は固定されずに近くに置かれた状態で、注意の呼びかけもありませんでした。
怪我をした男の子の保護者は、「固定されているものと勘違いしてもおかしくない状態だった」と話しています。

阿蘇ファームランドは、「枠を撤去せず立てかけていたのが大きな問題だった」としていて、警察とともに営業前の点検状況などを確認しています。
阿蘇ファームランドは事故があったエリアを立ち入り禁止にして、営業を続けています。