宮崎県西米良村の中学校では、生徒たちが地域の課題について学ぶ授業「にしめら課題発掘会議」が行われました。

「にしめら課題発掘会議」は、西米良中学校の総合的な学習の一環で行われ、全校生徒25人が参加しました。

授業では、役場や診療所の職員が、村内では仕事の種類が少ないことや建物の老朽化が進んでいることなど課題について説明。

これをもとに生徒たちは「人口減少対策」や「災害対策」などといったこれから自分が調査していくテーマを考えました。

(生徒)
「西米良では『1000人が笑う村』となっているけど、実際には800人ちょっとしかいなくてとても人口が減っていることが分かりました」
「西米良村の課題が自分が思っているより、たくさんあるなと思いました」
「西米良の良いところを、SNSを通じて世界中の人に見てもらいたいと思いました」

生徒たちは、今後、11月の文化祭での発表に向け、フィールドワークなどを行うことにしています。