宮城県大崎市鳴子温泉(なるこおんせん)にある鳴子ダムでは毎年この時期、安全点検のためダムに貯まった雪解け水を放流しています。

80メートルの高さから幅95メートルにわたり流れ落ちる水の量は毎秒約2.5トンでしぶきを上げ流れ落ちる様子が「すだれ」に見えることから「すだれ放流」と呼ばれています。

ダム周辺では木々から新緑が芽生えていて訪れた人は写真を撮るなどし迫力ある水しぶきと新緑のコントラストを楽しんでいました。

東松島市から訪れた人
「黒部ダムとかドーっと流れるのは見たことはあるが、(すだれ放流は)趣が違っていいかなと思った。」
仙台から訪れた人
「水の流れる音と新緑の中にいられて贅沢だなと思う」
鳴子ダムの春の風物詩「すだれ放流」は28日から3日間行われ、期間中は真下から眺めるられる見学ツアーも開かれます。