三重県熊野市の海岸で、イワタイゲキが黄色い花を咲かせています。

熊野市の井内浦海岸は、三重県内でも数少ない、イワタイゲキの群生地です。毎年4月から5月にかけて、岩場のイワタイゲキが黄色い花をつけていて、今年も、今月初めに開花しました。

沿岸部に自生するイワタイゲキは、近年、海岸の開発などで全国的に数が減っていて、愛知県や三重県では準絶滅危惧種に指定されています。

岩のあいだから伸びたイワタキゲキの、黄色い花は、熊野灘の潮風に揺れながら、見ごろを迎えていて、来月中頃まで楽しめそうです。