「日本人が食べるものがアメリカに右往左往される」 農家の訴え
千葉県で50年以上、コメ作りを続けてきた伊藤秀雄さん(74)。トランプ政権の要求を受け、コメの輸入を増やす案が浮上していることに対し…
Q.輸入の枠の拡大を検討しているが

コメ農家 伊藤秀雄さん(74)
「何で日本の農地を休ませて、アメリカからコメ買わなきゃいけないの?」
「国内のコメの生産力を回復させることこそ先決だ」と指摘し、そもそもコメ作りでは、農家の生計が立ちゆかないと訴えます。

伊藤秀雄さん
「24年間で110万戸の農家が消えた。農家が飯を食っていけるだけの、国家の安全保障としての政策をやるべき。日本人が食べるものがアメリカに右往左往されるんだよ、今度。どんどんどんどん。日本はダメになっちゃうよ」
コメ騒動に追い打ちをかけるトランプ関税。“日本の食”をいかに守るか、問われています。