アオサにも注意!その理由は…
(東洋産業 大野竜徳さん)
「また、うっかりしているとケガの原因になってしまう「危険生物」もいます」
「たとえば岩場に生えているアオサなどの海藻は踏むと岩場でもつるつる滑ってしまいます」
「しかも海藻の真下や周辺は見えないので、その下はどうなっているかわからず、こけてしまうと大けがのもとになります」
「いろいろなところにくっついているフジツボやカキなども要注意です」
「潮干狩りをしているとフジツボやカキがついた流木や岩が埋まっていることがあり、これを手で触ったり、むき出しになった手足をこすったりしてケガをすることも少なくありません」

「海藻が生えているところにはなるべく立ち寄らず、肌を露出させないことが大切ですね」
ーそうですね。長袖の上着と長ズボンで、海水に濡れない程度に裾をめくるのがよいかもしれません。
「ほとんどの危険生物との遭遇頻度はそこまで高くなく、注意すれば現地で回避できます」
「そんな中、危険生物の中でも現地では注意しても回避できないものがいます。それは潮干狩りの獲物、二枚貝の仲間です」