長野県飯田市で乗用車が水門に衝突し、男性4人が死亡した事故で、同乗していた3人は多発外傷や出血性ショックで亡くなったことがわかりました。

事故は24日午後0時半ごろ、飯田市松尾清水(まつおしみず)の天竜川沿いの堤防道路で起きたもので、乗用車が転落して水門に衝突し、県飯田技術専門校に通う19歳と20歳の訓練生合わせて4人が死亡しました。

警察は26日、同乗の3人の死因を明らかにし、助手席の男性は多発外傷、後部座席の2人はそれぞれ外傷性出血性ショックと出血性ショックだったとしています。

運転していた20歳の男性については、今後解剖して死因を特定するということです。

4人が乗った車はかなりスピードが出ていたとみられ、警察が事故の原因などを調べています。