長崎県諫早市の長崎日大中学・高校のグラウンドで、26日午後4時ごろ、つむじ風と見られる現象が起きました。学校によると、この突風によるケガ人はいないということです。

映像は、グラウンドで行われていた体育大会に応援に来ていた保護者が撮影したものです。つむじ風と見られる砂埃は、10メートルほどの高さまで舞い上がり、グラウンドの端から端まで、およそ30メートルの距離を渦を巻きながら移動した後、3分ほどで消滅したということです。

長崎日大中学・高校によりますと、つむじ風と見られる現象が起きたのは、体育大会の閉会式後だったということで、教職員らがマイクで生徒たちの避難誘導を行い、ケガ人やテントの損壊はなかったということです。
居合わせた学校の関係者は「風もなく比較的穏やかだったので、非常に驚いた」と話していました。