5月1日の労働者の祭典「メーデー」を前に。宮城県内の労働団体が26日、仙台で集会を開き、賃上げなどを訴えました。
仙台市青葉区で開かれたメーデー県大会には、連合宮城に加盟する労働組合の組合員らおよそ2200人参加し、デモ行進をして労働環境の改善や物価高に対応した賃上げの必要性を訴えました。

集会では、賃上げの格差の是正や労働組合のない企業の賃上げなどを盛り込んだメーデー宣言が採択されました。

メーデー県大会 大黒雅弘実行委員長:
「春闘はこれから中小企業が本番に入ってくるので、物価に負けない賃上げのためにみんなで結束して闘っていきたい」

県内では、県労連なども来月1日にメーデーの集会やデモ行進を行うことになっています。