JR四国の3月の運輸取扱収入は、あなぶきアリーナ香川の開業効果などで3か月ぶりに前の年を上回りました。

JR四国によりますと、先月の運輸取扱収入は35億3,500万円で、前の年の同じ月と比べて103.1%と3か月ぶりに上回りました。愛媛県今治市の山林火災で予讃線が運休した影響があったものの、あなぶきアリーナ香川の開業や、インバウンド回復の効果があったとしています。

(JR四国 四之宮和幸社長)
「(年度)最後の追い上げとして非常にいい結果。アリーナの開業によって去年と違うたくさんのお客様が香川にお越しいただいた」

これにより、昨年度1年間の運輸取扱収入も前の年を上回る結果となっています。

また、四之宮社長は今年度、瀬戸内国際芸術祭や大阪・関西万博に期待し、前年の計画を上回る増収を目指したいと話しました。