宮城県警は事故や犯罪の捜査などで専門的な知識・技能を持つ、警察業務のエキスパートを「技能指導官」に指定しました。今年度、新たに6人が指定され知識や技能を伝承します。

県警本部では25日、今年度新たに「技能指導官」に指定された職員6人に指定書が交付されました。

技能指導官は事故原因の捜査や窃盗犯の特定など、さまざまな分野で卓越した専門的な技能や知識を持つ警察官を指定する制度で、今年度は更新を含め合わせて30人が指定されます。
式では、杉本伸正本部長が「常に自己研鑽を怠らず、各分野の第一人者であり続ける努力をしてほしい」と激励しました。

技能指導官に指定された交通指導課 清水邦之警部補:
「専門は交通事故捜査なので、今まで培ってきた経験などをもとに職員に伝承できれば。経験が一番頼りになるので、一歩でも伝えられるよう頑張りたい」

技能指導官は今後、県内の警察署での研修や捜査現場で若手警察官などを指導し、知識や技能の伝承を図ります。