◆バレーボール イタリア1部リーグ セリエA プレーオフ準決勝第5戦 ペルージャ1-3チヴィタノーヴァ(日本時間25日、イタリア)
3戦先勝のプレーオフ準決勝第5戦、日本代表・石川祐希(29)が所属するペルージャ(レギュラーシーズン2位)はホームでチヴィタノーヴァ(同3位)と対戦。2連勝した後2連敗と後がないペルージャだったが、チームは1-3で敗れ、2年連続のリーグ制覇とはならなかった。

プレーオフ初スタメンとなった石川は、試合開始直後、得意のバックアタックでチーム最初の得点をマーク。28-27の場面では、石川のサーブで相手を崩し得点につなげ、第1セットをものにする。
その後、第2、3セットを奪われ後がなくなったペルージャだったが、第4セットに石川が奮起。4-2の場面では、ブロック3枚をものともせずサイドから決めて雄たけび!さらに7-5からは、味方が必死でつないだボールをダイレクトに決め、またも雄たけびをあげた。一進一退の攻防が続く中、石川のナイスレシーブもあり20-18とリードし終盤へ。しかし、強烈なサーブで攻め続けたチヴィタノーヴァに逆転され、競り合いをものにできず敗戦。決勝進出を逃し、2年連続のリーグ制覇の夢はついえた。
ペルージャは日本時間30日から行われる3位決定戦で、ピアチェンツァ(レギュラーシーズン5位)と対戦する。