4月から把握が始まった一般的な風邪などを含む「急性呼吸器感染症」について、宮城県で先週の感染者は1医療機関あたり73.57人と前の週より増加しました。

急性呼吸器感染症には、一般的な風邪の症状に加えインフルエンザや新型コロナなどが含まれ、今月から把握が始まりました。県によりますと、4月20日までの1週間に県内54の定点医療機関で確認された感染者は3973人と初めての公表となった前の週に比べ351人増えました。1医療機関あたりでは、7.72人多い73.57人です。

また、感染性胃腸炎は、県内30の小児科定点医療機関で1医療機関あたり5.2人と前の週より1.67人減っています。ただ、仙南保管所管内だけ12.5人と警報を続ける12人を上回っていて、県は感染対策の徹底を呼びかけています。