岡山県瀬戸内市にある2つのハンセン病療養所の世界遺産登録を推進する協議会の新しい理事長に、RSK山陽放送の山下晴海氏が就任しました。

瀬戸内市の長島には、全国に13か所ある国立ハンセン病療養所のうち、長島愛生園と邑久光明園の2つがあります。その療養所を世界遺産に登録しようと2017年に設立されたのが、「ハンセン病療養所世界遺産登録推進協議会」です。きょうの会議で、新しい理事長にRSK山陽放送の山下晴海氏が就任しました。

記者としてハンセン病を20年近く取材しており「入所者の無念の思いを後世に語り継ぎ、長島を人権や命の尊厳を学ぶ場所にしていきたい」と決意を述べました。

理事長の任期は再来年の3月末までです。