熊本県の八代広域消防本部が、職場内で献血を呼びかけた際に、不適切な表現があったとして赤十字血液センターに謝罪しました。

八代広域消防本部によりますと、3月13日に、幹部職員が職員向けの電子掲示板で献血への協力を呼びかけた際、『同情するなら血をくれ』『溜まっているなら若い職員は抜いてスッキリしよう』という趣旨の文章を掲載しました。

職員からの指摘を受け、書き込んだ幹部職員は約1時間後に一部を修正しましたが、消防本部は、不適切な表現だったとして、1か月後の4月14日、熊本県赤十字血液センターに謝罪したということです。

熊本県赤十字血液センターはRKKの取材に「消防内部のことでコメントする立場にはない」と話しています。

なお、センターは「現在、熊本県内ではすべての血液型の在庫が不足していて、中でもA型が足りない」と献血への協力を呼びかけています。