国会では午後、およそ半年ぶりに党首討論が行われます。日米の関税交渉などをめぐり、論戦が交わされる予定です。

去年10月以来、およそ半年ぶりの党首討論には、石破総理と立憲民主党の野田代表、日本維新の会の前原共同代表、国民民主党の玉木代表が出席します。

トランプ政権の関税措置をめぐる今後の交渉姿勢のほか、安全保障に関する日本の負担のあり方などをめぐって論戦が交わされる見通しです。

政府内で検討が進むアメリカ産のコメの輸入拡大をめぐっては、きょうの国会でも議題となり、江藤農水大臣は農産物が交渉カードとなることに懸念を示しました。

江藤拓 農水大臣
「皆様方と食糧農業農村基本計画を議論させていただきました。(コメの)生産基盤を守っていこうと、生産性を向上していこうということでありますから、これにですね、水を差すようなことは私はしてはならない」

政府は日本の対応をパッケージにしてアメリカ側に提示する方針で、検討を急ぐことにしています。