須坂市のふるさと納税返礼品のシャインマスカットに市内産以外の商品が含まれていた問題で、市は業者による「故意の産地偽装」との認識を示しました。

須坂市は総務省に21日に提出した報告書について23日、概要を公表しました。

この中で、市は今回の事案について、過失による混在でなく「故意の産地偽装と認識している」と回答しました。

その理由について、市の担当者は「業者が混在を認識しながら放置していたことが分かったため」としています。

また、市が去年12月に事態を把握しながら直ちに業者への調査などの対応を取らなかったことについて、三木正夫市長は「結果的に認識不足で反省している」と述べました。