水害の危険性が高まる梅雨の時期を前に、岡山の3大河川の水系で堤防などの点検が行なわれています。

「これちょっと護岸崩れていますね」

中国地方整備局が吉井川と旭川、高梁川水系の約105キロの区間で行ないます。

岡山市中区の旭川では、職員が護岸の崩れや堤防の穴の状況などを確認しました。

河川の水量が増える梅雨の時期を前に毎年行っていて、異常があった場所はタブレット端末に記録し、過去の点検の時と比較します。

(中国地方整備局 岡山河川事務所 末永敦総括保全対策官)
「昨今は大きな雨がたくさん来るということで堤防・護岸をしっかり点検して、必要であれば梅雨が来る前に補修したい」

今回の点検で見つかった緊急補修が必要な個所については、6月中旬までに対策を行うということです。