県の教育改革有識者会議が22日に開かれ、今年度は教育改革を推進するため、現場に有識者を派遣するなど改革を支援していくことになりました。

今年度最初の有識者会議には、オンラインを含め常任委員8人が出席しました。

有識者会議は、2024年10月に「学校の働き方改革」や「DXの活用」などを盛り込んだ教育改革を提言し、県がこれを基に実際に事業化しています。

昨年度までは、提言を作ることを大きな目的としていましたが、今年度は教育改革を学校現場でより進めるため、有識者会議の委員や専門家を派遣するなど、寄り添いながら、支援していくことを申し合わせました。

会議に参加した委員からは「教育の土台となる地域とそれを支える社会、学校が連携することが大切」や「意欲的に取り組む教員同士が交流できる機会を作る」などの意見が出ました。

県教育改革有識者会議 大谷真樹 議長
「我々が先手を打ってデザインしていくのが役割の1つ。目先の改革ももちろん大切ですが、5年後10年後の青森県を見据えた教育の再デザインのお手伝いができれば」

次回の会議は8月に開かれ、教育改革の先進事例の共有が行われることになっています。