戦後アメリカの統治下にあった沖縄をテーマに描いた直木賞小説「宝島」が映画化され全国公開されることになり、監督らがロケ地となった沖縄市に映画の完成を報告しました。
沖縄市役所を訪れたのは、映画「宝島」の大友啓史監督らです。原作となったのは真藤順丈さんの小説「宝島」。日本から切り離された沖縄が日本に復帰する前、1952年から1972年までの沖縄を描いていて、妻夫木聡さんや広瀬すずさんなど、豪華キャストが、混沌とした時代を駆け抜けた若者たちを演じています。
大友監督は「一切の妥協なく作った。一刻も早く皆さんに届けたい」と熱弁しました。
▼大友啓史 監督
「沖縄コザの基地の街に生きる人がどういう風に自分の人生を生き切ったか、どういうことを思い、感じながら彼らが一生懸命その時代を走ったかということは、どんな人にも通じる、誰もがそうやって生きてますから。自信を持って届けたいなと思っています」
映画「宝島」は今年9月19日から全国で公開されます。