それぞれの思いを背に…始まる挑戦

3月に出場した宮崎での記録会。追い風ではありましたが、今年最初のレースで10秒96とまずまずの結果を残した坂田選手。

(坂田選手)
「ことしのシーズン始めとしては、いいスタートを切れた」

今週末と来月上旬に、デフリンピックの選考レースを控える坂田選手に周囲の期待も日に日に高まっています。

(会社上司・佐々木さん)「メラメラと闘争心が沸いているようには、一瞬見えないが、本気でやってくれるのではと思っている」

(母・いずみさん)「またさらに世界記録を更新して、金メダルを取ってほしい」

(父・修久さん)「試合とか見に行けていないので、頑張ってデフリンピックに出てもらって、家族みんなで見に行きたい」

(交際相手・雪乃さん)「一番はやっぱりけがをせず、走り切ってくれるということを応援しています」

それぞれの思いを背に、坂田選手の挑戦が始まります。

(坂田選手)
「まずは、けがをせず4月5月の選考会に臨む。その後でデフリンピック(11月開催)に向けて改めて進めていきたい」