広島県竹原市で22日未明、軽乗用車が男性に衝突する事故があり、男性が死亡しました。
事故があったのは、竹原市塩町の桟橋です。
警察によりますと、22日午前1時ごろ、係留中の小型船舶で作業していた竹原市竹原町の自営業・仲岡哲夫さん(78)が、桟橋でバックしていた軽乗用車と衝突しました。
この事故で仲岡さんは頭を強く打ち、病院に運ばれましたが、約1時間半後に死亡が確認されました。

警察は、軽乗用車を運転していた竹原市吉名町に住む新聞配達員(72)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕し、その後釈放しました。
警察によりますと、新聞配達員は離島に新聞を届けるため、桟橋で仲岡さんと作業していたということです。
警察は、容疑を過失運転致死に切り替え、当時の状況を詳しく調べています。
事故の発生後、新聞配達員が職場の関係者に連絡し、その関係者から「職場の者が事故を起こしたようだ」という110番通報があり、事故が発覚したということです。