新型コロナの影響などで県内は血液の不足が懸念されています。

こうした中、山梨県内にある建設会社の団体が集団献血を行いました。

甲府市や昭和町などの建設会社でつくる甲府地区建設業協会は、コロナ禍で血液が不足していることを受け、年に2回集団献血に協力しています。


25日は、協会の会員が次々と献血していました。


県赤十字血液センターによりますと、新型コロナの影響や献血ルームが商業施設「ココリ」から近くのオフィスビルに移転したことなどにより、9月の献血協力者は2925人と去年よりおよそ1割減っています。


10月は、献血バスを急遽配置するなど臨時の対応をしなければ血液が確保できない状況だということです。


今後はインフルエンザなどの感染拡大も懸念され血液不足が予想されることから、センターは献血への協力を呼びかけています。