青森県十和田市の「官庁街通り」。青森県内有数のサクラの名所では、先陣を切って21日に「満開」を迎えました。
21日の様子について白川 舞キャスターの報告です。
白川 舞 キャスター
淡いピンク色の花が頭上を埋め尽くしています。ボリュームのある花びら、見応えありますね。私は、先週17日(木)にサクラの開花の便りが届いた十和田市の「官庁街通り」に来ています。
日中は時折、風が強く吹く時間帯もありましたが、日も出ていて心地よい陽気でした。きのう20日までは「5分咲き」だったのですが、21日から満開になりました。
午後6時からはライトアップがはじまり、通りを覆うように咲き誇るサクラは、まるでピンク色のアーチのように続いていて思わず立ち止まりたくなる美しさです。
十和田市官庁街通りには、約1.1kmに渡ってソメイヨシノを中心に155本のサクラが植えられています。
まつり開催に合わせて開放されている「十和田市役所の展望テラス」からの眺めも人気となっています。
サクラを見に来た親子は
「すごくきれいで、去年はおなかにいて来られなかったが、今年は家族そろってみんなで来られて、うれしいです」
そして、もうひとつの魅力は「アート作品との共演」です。
草間彌生さんの作品などとともにサクラが楽しめます。鏡を使った椅子のアート作品を見てみると、反射したサクラが作品に閉じ込められるような不思議な感覚で、一味違ったサクラを楽しめます。
十和田市によりますと、満開は21日から3日間。24日頃までとなっています。
夕方~夜にいらっしゃる方は風も吹いて肌寒くもなりますので、羽織るものを1枚持ってお出かけください。