全国の柔道アスリートが日本一を目指す「全日本柔道選手権大会」に山形県警から
2人の選手が出場します。

東北代表として挑む2人を取材しました。

全日本柔道選手権大会は全国8ブロックの大会の上位入賞者と連盟が推薦した選手合わせて47人が優勝を争う大会です。

柔道は通常、体重によって階級が分かれていますが、この大会は無差別級を採用しています。

ここは術化特別訓練、通称「特練」と呼ばれる場所で、警察官が犯人逮捕などに必要な技術を日々磨いています。

東北代表として出場するのは県警で機動隊に所属するこの2人。

2年連続出場の佐藤佑治郎巡査部長と、阿部拓馬巡査長です。



県警機動隊所属 佐藤佑治郎 巡査部長(鶴岡市出身)「昨年までは出ることが目標の憧れの大会だった。今年は本戦でも勝ちに行く思いで予選から試合をしていたので大会が決まった時はホッとした」

佐藤巡査部長は去年に続き2回目の出場。

巧みな組手が武器で、日々の鍛錬で培った上半身の力で相手に袖をとらせません。

1回戦の相手は、東京・パリとオリンピックを2連覇した金メダリスト・阿部一二三選手です。

県警機動隊所属 佐藤佑治郎 巡査部長(最上町出身)「本当に最初は驚いて「うわっマジか」と思ったんですけどせっかくの全日本選手権なので強い選手とやれるのは楽しみ」