「すごい迫力で美しい迫力、上からも見てみたいなと思った」
浜松市役所に集まったファンたちの目の前に現れた巨大な姿。それは、世界的人気アニメシリーズ「エヴァンゲリオン」の象徴とも言える初号機の立像だった。高さ約6メートルのこの立像は、まさに圧巻の一言に尽きる。
「残酷な天使のテーゼ」が鳴り響く市役所
休日にもかかわらず、多くの人々が市役所に詰めかけた。そこには、あの心躍るテーマ曲「残酷な天使のテーゼ」が流れ、まるでアニメの世界に迷い込んだかのような空間が広がっていた。
この光景は、浜松市と「エヴァンゲリオン」のコラボレーションプロジェクト「シン・ハママツ計画」の幕開けを告げるものだった。しかし、なぜ浜松市なのか?その謎を解く鍵は、市内を走る一本の鉄道線にあった。